家事代行を文化に!

家事代行を文化に!

TFA2022を受講された17名の方に、今後のビジョンやアクションプランなどの集大成を1人2分で発表していただいた原稿を掲載させていただきます。 内容は「30歳以下の政策参加について」、「養育費の未払い問題」、「DV支援」、「高齢女性の貧困」、「職業選択の重要性」、「性的役割分担の分業」、「お産や産後うつの経験」、「女性の健康」、「女性の復職について」、「多文化共生のまちづくり」等々。 受講生の皆さんがそれぞれに多くのことを学ばれ、失敗を恐れずに行動していこうとする決意が心から伝わり、社会に変革をおこす、実現にむけて前進していることを感じました。

大西 京子さん

徳島市在住の大西京子と申します。

みなさん、掃除、洗濯、毎日のご飯作りでお金をもらった事がありますか?

ほとんどの人が無いと思います。

これは経験してみてほしいのですが、目から鱗。見える世界が変わるんです。

家事は無償というバイアスが一瞬で外れるのです。

そう、家事はスキルのいる立派な仕事なのです。

今日は、家事代行スタッフとして働き始めた私の思いをお伝えしたくてここにまいりました。

私は家事代行を文化にしたいと思っています。

共働きが当たり前の時代にもかかわらず、性別による役割分担はいまだ根強く、解消される気配はありません。

女性の負担を軽減するためには家事代行をもっと気軽に使えたらと思います。

家事代行にはサービスを受ける側にも提供する側にも女性の未来を明るくする潜在的要素がたくさんあるのです。

家事は必要です。どんなに忙しくて時間がなくても人間らしく、私らしく生きたいと思う女性にぜひ家事代行を使っていただきたい。

そして、できない事をできる人が補い、社会がうまく循環していく、そんな未来を実現したい。

しかし、都会では一般化してきているものの、徳島ではまだまだ敷居の高いサービスとなっています。

まずは子育て世帯の応援として、家事代行サービスに補助金を出して欲しいのです。

家事代行を文化に!これで女性のエンパワメント実現が可能だと確信しています。

使う人が増えればきっと変わっていきます。

やるか?やらないか?ではなくて、やるorもっとやる。 これからも是非行動していきましょう!

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