体調不良病院ではなく管理栄養士へGO! │ とくしまフューチャーアカデミー

TFA2022を受講された17名の方に、今後のビジョンやアクションプランなどの集大成を１人２分で発表していただいた原稿を掲載させていただきます。内容は「30歳以下の政策参加について」、「養育費の未払い問題」、「DV支援」、「高齢女性の貧困」、「職業選択の重要性」、「性的役割分担の分業」、「お産や産後うつの経験」、「女性の健康」、「女性の復職について」、「多文化共生のまちづくり」等々。受講生の皆さんがそれぞれに多くのことを学ばれ、失敗を恐れずに行動していこうとする決意が心から伝わり、社会に変革をおこす、実現にむけて前進していることを感じました。

金村真友子さん

【体調不良のときは薬ではなく食事を見直す】

食を体調と結びつけて考えたことはありますか? 私たちの心と体は食べたものでできています。もし今、あなたに体調不良があれば食で変えられるかもしれません。

体調不良があれば、病院ではなく管理栄養士のところへいく。薬ではなく食べることを見直す。そんな社会を実現したいと考えている管理栄養士金村真友子です。

今、日本では、医療費が40兆円もかかっています。これらのうち 3 分の 1 はがん、糖尿病、高血圧などの生活習慣病です。この巨額なお金を未来をよりよくすることに使いたくありませんか?ちなみに、私が住んでいたオランダでは、インフルエンザになっても、解熱剤も出されず、帰って寝なさいとお医者さんは言っていました。

生活習慣病の主な原因は食習慣にあるとされています。
私は食習慣プロデューサーとして食事指導をしています。クライアントさんからは、こう食べたらいいんだね、これからの人生有意義に過ごせそうという感想をいただきます。
5年間逆流性食道炎で悩んでいた人が 1ヶ月で改善したり、糖尿病だった人が6ヶ月で正常値近くに改善したり。食を変えることで本当に体は変わります。

私は、病気になる前の栄養指導がもっと気軽に受けられる社会に変えていきたいです。
そのために、栄養士のスキルアップするためのプログラムも作っていきたいです。そして、そんな栄養士が対等な報酬を得られるような制度にもなって欲しいと思います。

体調不良があれば、管理栄養士のところへいく。
そんな社会を実現するために、みなさん知恵と力を貸してください