「AWA Buddies(AWAの仲間)」でつくる、多様で価値ある社会

「AWA Buddies(AWAの仲間)」でつくる、多様で価値ある社会

TFA2022を受講された17名の方に、今後のビジョンやアクションプランなどの集大成を1人2分で発表していただいた原稿を掲載させていただきます。 内容は「30歳以下の政策参加について」、「養育費の未払い問題」、「DV支援」、「高齢女性の貧困」、「職業選択の重要性」、「性的役割分担の分業」、「お産や産後うつの経験」、「女性の健康」、「女性の復職について」、「多文化共生のまちづくり」等々。 受講生の皆さんがそれぞれに多くのことを学ばれ、失敗を恐れずに行動していこうとする決意が心から伝わり、社会に変革をおこす、実現にむけて前進していることを感じました。

長田 有加里さん

 
私のテーマは、「AWA Buddies(AWAの仲間)」でつくる、多様で価値ある社会です。 『AWA』には、「阿波」とくしまと、「Our」私たちの、二つの想いがあります。 私の原点は、生まれ育った徳島の環境と、人とのつながりにあると思っています。それを生かし、これまで国際協力に携わってきました。見た目がこんなに違う私を(プレゼン写真の通り)、家族・友人・同僚として受け入れてくれたからこそ、成し遂げられたことがたくさんありました。 そして今度は、自分が外国人を受入れる立場です。 しかし、そこで直面しているのは、「在住外国人との共生」の難しさです。   昨年、在住外国人・人口比は過去最高になりました。なぜか? 高齢化率40%以上の地域がこれほど(スライド地図の通り)に広がります。労働者不足を補うために、外国人に来てもらっている状況です。 このような中、我が国は、「移民政策をとらない」スタンス。それゆえ、外国人を受入れることへの抵抗感や偏見、また人権侵害の問題も、残念ながら聞かれます。 そこで私は、市民と、地域外国人との、つながりづくりに取り組みます。 「やさしい(優しい・易しい)日本語」を普及したり、「わかりやすい表示」を街づくりに提案したりし、外国人にとって住みやすいまちづくりを地域の仲間と提案していきます。 でもそれって、外国人のためだけですか? 地域で増えるお年寄りや認知症の方、また子ども、徳島の誰にとっても住みやすい社会でないでしょうか。 徳島に住む、誰もがAWA buddies(阿波の仲間)です。 社会課題トップランナーを走る徳島からこそ、多様で価値ある社会をつくっていきます。 一緒につくっていきましょう!! (衣装は、私の第2の故郷、アフリカ・セネガルのものです)
やるか?やらないか?ではなくて、やるorもっとやる。 これからも是非行動していきましょう!

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