障がいをもつお母さんとその子どもの移動支援の拡充を!

障がいをもつお母さんとその子どもの移動支援の拡充を!

TFA2022を受講された17名の方に、今後のビジョンやアクションプランなどの集大成を1人2分で発表していただいた原稿を掲載させていただきます。 内容は「30歳以下の政策参加について」、「養育費の未払い問題」、「DV支援」、「高齢女性の貧困」、「職業選択の重要性」、「性的役割分担の分業」、「お産や産後うつの経験」、「女性の健康」、「女性の復職について」、「多文化共生のまちづくり」等々。 受講生の皆さんがそれぞれに多くのことを学ばれ、失敗を恐れずに行動していこうとする決意が心から伝わり、社会に変革をおこす、実現にむけて前進していることを感じました。

北島麻衣子さん

 
皆さんはじめまして
私は、徳島県つるぎ町在住の北島麻衣子と申します。
外見からは分かりませんが障がいがあります。
子育て真っ只中で病気を発症し、障がいと向き合いながら今も子育てに奮闘しています。
障がいを持ちながら子育てをしてきた中で、様々な困りごとに直面しました。
そのひとつが「移動支援の不足」です。
今ある障がい者への移動支援は、通院や買い物など
範囲も時間も限定的です。
今日は、家族は仕事で頼ることができなかったので、同じTFAのメンバーに乗せてきてもらいました。
さらに、障がい者を親にもつ子どもに対しての移動支援はないので、
子どもの通院や習い事の送迎もとても困っています。
私の場合、子どもが徳島市内の病院に毎月通院しています。
私が連れていけないため、家族に頼らざるを得ません。
障がいを持つ私自身だけでなく、子どもへの移動支援も利用できるようにしてほしいです。
そうすると、家族の負担も減ります。
そして、障がいをもちながら1人で子育てするお母さんの自立にも繋がります。
障がいは誰にでも起こりうるものです。
障がいをもつ女性が、安心して子どもを産み育てられる地域を目指して、
私は、社会福祉審議会委員として、
そして徳島県西部地域政策総合会議委員として発言していきます。
なので、皆さんもぜひ関心を持ってください。
2分間の間で伝えきれなかった想いをここに吐き出そう!
障がいがあっても結婚をし、子どもをもちたいと女性なら誰しも思います。
けれど、今の支援では子どもをもちたくても家族の負担があまりにも大きすぎる。
諦めるしかない。
移動支援の時間も限られていて、子どもと一緒に花火を見に行きたいって思っても見に行けない。
それなら、インフラが整っている都会に出ていくしかない。
障がいをもつ女性が結婚後、暴力を振るわれていても、家族を頼らざるを得ないから我慢を強いられている人もいると思います。
障がいをもつ女性が自立した生活を送るためにも移動支援の拡充は絶対必要です!
 

かけはしプロジェクト
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やるか?やらないか?ではなくて、やるorもっとやる。 これからも是非行動していきましょう!

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