この日は、主催者であるフィッシュファミリー財団、厚子・東光・フィッシュさんのあいさつから始まりました。
厚子さんはこの日の朝、徳島城址を散策されたそうで、蝉の大音声を久しぶりに聞いたこと、その声で戦争中・疎開中の貧しい生活のこと、疎開先の長野で食べたきゅうりやトマトの味を思い出したこと、をお話しくださいました。
聞いていて、平和は本当に何をおいても大事だと、そのありがたさを感じました。
そして本日はまず山川恭弘先生のセッションです!
山川先生の話術にぐーっと引き込まれていく感じ。勉強ってこんなに楽しかったかな?と感じる時間でした。
午後は大嶋栄子さんのセッションです。
「とにかく書くこと・話すこと・会うこと・聴き合うことが大事」という栄子さんのことばがとても印象的に残るセッションでした。
他のプログラムと違うと感じるのは、講義中拍手が起きたり、ヒューッ!という声が聞こえたりとopenでfriendlyな雰囲気、アメリカ、BOSTONのプログラムさながらの、その「空気感」。
確かにそのほうが、お互いの距離が縮まるのが早い!これも新たな発見でした。
夕食の後、参加者は明日のピッチ(プレゼンテーション)に向けてスライドの準備を始めました。
何百回もプレゼンテーションをしてきた猛者から、ほぼ初めての人まで、経験値は様々ですが、みんな真剣です。スタッフの助言を聞きながら、作業を進めていたそのとき、なんと吉野川のイベントで上げられている花火が、会場グランドバレスの北向きの窓から見えるではないですか!
徳島の夜空に高く上がった花火は、参加者たちへのエールのように見えました。