キックオフイベント開催報告

キックオフイベント開催報告
【開催報告】

2024年6月30日(日)13時半より、アスティとくしま第二会議室において、とくしまコミュニティ財団設立プロジェクトのキックオフイベントを開催致しました。

生憎の曇り空でジメジメとした梅雨時期の日曜日でしたが、会場は参加者の皆さまの熱気で溢れていました。(この日、2回ももっと会場の温度を下げてください!とスタッフがお願いに行くほどでした)

ご来賓としてお越し下さった徳島県の後藤田知事が、「このような民間主導の動きを応援していくんだ!」と力強く仰って下さりとても心強く感じました。

また、休眠預金の活用において、これまで徳島県に実行団体が無かったことから、内閣府休眠預金等活用室より企画官の荻原様をはじめ3名の方がお越し下さり、来賓のご挨拶と休眠預金についてのご説明をしてくださいました。

県内のローカルコミュニティファンドとして、長年の実績を持つハートフルゆめ基金とくしまの担当役員の石堂さまからもご挨拶を賜りました。

今年4月に休眠預金等活用事業で採択を受け、徳島に「コミュニティ財団」を創るプロジェクトを発足し、多世代にわたる多様なメンバーで話し合いを進め、キックオフイベントを開催しやっとスタート地点に立つことができました。

これから県内各地で「地域未来会議」や「座談会」などを開き、地域の皆さまの声をお聞かせいただき、どのような財団を徳島に創ればいいのかを皆さまと一緒に話し合いながら進んでいきたいと考えています。

後半のパネルディスカッションでは、全国コミュニティ財団の事務局長石本さんのモデレートで、瀬戸内エリアの先輩財団の皆さまの思いや活動をしっかりお聞きすることができました。

<モデレーター>
一般社団法人全国コミュニティ財団協会 事務局長 石本貴之様

<パネリスト>
公益財団法人みんなでつくる財団 岡山事務局長 森田悠太郎様
公益財団法人えひめ西条つながり基金 専務理事 安形真様
一般財団法人たかまつテラス財団 代表理事 大美光代様

それぞれの財団の事情を知って設立の伴走をされてきた石本さんならではのモデレートによって、私たちもより深く理解できたと感じました。「市民による市民を支える財団」「何かを変えたいと望む人たちにとってのリソース」「まちにチャレンジャーを増やす」「想いをつなぐインフラ」という言葉がとても印象的でした。

「行政ではできないけど、地域としてほったらかしにはできないことを拾っていけるのがこの仕組み」「コミュニティ財団だからこそできることがある」と、コミュニティ財団が地域において果たせる役割に多くの可能性があることもお話いただきました。

また行政との隙間を埋めるような、現場のニーズにあった助成プログラムを創ることで、地域をリードし活力を生み出すことができるなど、多くの気付きを得ることができました。

休憩中や終了後も、ご参加の皆様がお互いにコミュニケーションをとり、熱い想いを語り合っている場面が多くあったことも、大変嬉しく思いましたし、未来への希望に胸が膨らむ本当に良い時間を参加者の皆さまと共有することができて、感謝の気持ちでいっぱいです。

「思いは一緒!協力するよ」「一緒にやろう!」と声をかけて下さった皆様、地域未来会議開催に、手を挙げてくださった皆様、本当にありがとうございます。

みなさんと一緒に、みなさんが実現したい徳島の未来を作っていきたいと思います。
どうか、皆さまのお声を聞かせてください。
そして、徳島の未来を一緒に創ってください。
よろしくお願い致します。

【アンケートのお声】

ご参加の皆様からいただきましたアンケートから、一部抜粋して掲載しております。

  • 話を聞いて町民と行政の間に財団は二者間では解決出来ない細やかな問題や町民の声を届けるためにこれからの地方自治体に必要不可欠だと感じた。
  • すごく希望の持てる会でした。今後の拡がりに期待したいし、共感者を増やしていきたいと思います。
  • 皆様のお話、そして、会場が溢れるほどの参加者の数・年代(若者からご年配方まで)を見て、徳島県の皆様の「徳島が好き。より良くしたい。」という熱い想いがとても伝わってきました。
  • 全国コミュニティ財団協会 事務局長 石本 貴之さんのモデレーターとしての運び方に感動しました。地域未来会議は地元で開催される時には参加してみようと思っています。
  • 徳島県から、地域の手助けになるような仕組みがあれば日本中に広がります。
  • 説明もパネルディスカッションもわかりやすく、コミュニティ財団をイメージしやすかったです。

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