【TFAワークショップを開催】
6月23日(日)13:00から、しらさぎ台まちづくり活動センターで、TFAワークショップを開催しました。
TFA(とくしまフューチャーアカデミー)とは、徳島県が2018年に創設した、女性や若者の社会参画を促進する人材育成事業です。
2019年より当団体が受託し、企画運営を担当してきました。
過去の開催はこちらからご覧いただけます。
修了生の方々の多方面でのご活躍によって、TFAは内閣府男女の人材育成事業のモデルとして紹介されたり、国立女性教育会館の事例集では「地方での高度な学び」として掲載され注目を集めています。
引き続き、最善を尽くし徳島に最高の学びの場を創っていけるよう、
今年度は事業開始前に、TFAを通じて目指しているものを明確化し、共有するためワークショップを開催することとしました。
開催は日曜日開催の今回と平日開催の7月3日の2回で、同じ内容で異なるメンバーが参加します。
開催にあたり、事前にアンケートを実施し受講した修了生からご協力をいただきました。
ワークショップでは、佐野淳也さん(神山まるごと高専准教授)をファシリテーターにお迎えし、参加者8人が、アンケート内容にある「受講後のアクション」「TFAはどんな場所であるとよいか」「欠かせない要素」などについて、自らの思いや他者に共感することなどを言語化し、見える化していきました。
グループによって、どの切り口でまとめるのか、構造的、論理的だったり、エモーショナルな視点だったり、個性が出るのですが、コアな価値や土台は同じだと共感が生まれていきます。
「さらにTFAのプログラムをよくするためのアイデアを練る」という点では、深く話をする中でヒントが得られたり(本音トークができる関係性が素敵だと思っています!)、ファシリテーターの問いに答える中で、今後の方向性がはっきりと見えてきたように思います。
後半は、徳島で女性や若者がいきいきと暮らすことを阻害している要因、あればいいことを話し合いました。 県内各地でまちづくりやNPO活動を行うメンバーが集まり、当団体が母体組織となる「とくしまコミュニティ財団設立プロジェクト」のヒアリングも行われました。
コミュニティ財団とは、広く市民や企業から集まった寄付を、地域の課題解決に取り組む個人や団体の活動のために使う仕組みであり、いわば「市民による市民のための財団」です。
TFAで社会課題を自分ごとと捉え、一歩を踏み出そうとする受講生のアクションをさらに後押ししてくれる仕組みが充実すればいいですね。
次回の開催内容を踏まえて、TFAをさらに良くするためのアイデアをまとめ、徳島県の企画提案募集時には、徳島での最高の学びの場を提案していきたいと思います。