新年交流会2022を開催しました

特定非営利活動法人　徳島の女性を元気にする会の2022年の新年交流会を開催しました。

参加者は、ＮＰＯのメンバーとピアサポートとくしまのピアサポーター
そして、TFA2021の受講生です。

本来であれば、この日は徳島市内のパークウェストンのガーデンルームで、ランチコースを頂く予定でした。

皆さまとリアルに会ってお話することを本当に楽しみにしていましたが、オミクロンの感染が急速に拡大し、やむなくオンライン開催に切りえることとなりました。

そこで、離れていても一緒に同じ時間を楽しめるように、皆さまには「アフタヌーンティーセット」をギフトとしてお送りさせていただきました。

こちらのセットは、アグネスカフェさまにお願いして、詰め合わせのセットを作っていただきました。

アグネスのケーク・ケべコワ
（カナダ産メープルシロップとメープルシロップを贅沢に使った風味豊かで優しい味わいの人気のケーキです）
カファレルのチョコレート・焼き菓子とパイの詰め合わせ・バームクーヘンのラスク

紅茶は、リッジウェイのH.M.Bが５パック入っていました。
この紅茶は、リッジウェイがヴィクトリア女王のためにブレンドした紅茶として有名です。
ストレートとは違ったコクのある味わいと香りで、女王様になったような優雅な気分で楽しみました。

こちらのお菓子は、TFAのキックオフセミナーでオープニングスピーチをしてくれた、フィッシュ厚子さんからホリデー・ギフトとして頂いたものから、皆さまへご用意させていただきました。

心から尊敬し憧れの女性であるフィッシュ厚子さんから、「コロナ禍にもかかわらず、現場で奮闘するメンバーとご自身を労ってください」という温かなメッセージもいただき、こうしてメンバーに日ごろの感謝の気持ちをみんなに伝えることができました。
本当に、ありがとうございました。

新年交流会には、３０人以上の方がご参加下さり、サプライズでお二人のスペシャルゲストもお招きしました。

お一人目が、昨年徳島県に二人目の女性市長が誕生しました。三好市長になられた高井美穂さんです。
そして、昨年のTFAでもお世話になりました、徳島県議会議員の東條恭子さんです。

みんながお菓子を食べるための時間（もぐもぐタイム）を用意して、お二人とトークセッションをさせて頂きました。

東條さんは県議会議員になる前に、ストップＤＶの会を立ち上げ活動されていましたが、その立ち上げの経緯やその後の活動についてお話くださいました。
DVという言葉自体がまだ知られていなかった時代に、被害女性からの相談を受けたことがきっかけとなり、DVの究極の最後は「殺すか殺される」という状態に、支援団体を立ち上げた経緯、その後小口の貸付を１００件以上も行ってきたお話などを参加者の皆さんも真剣に聞き入っていました。

高井さんは、ご自身のキャリアに悩み、政治家に転身し、国政から県議、そして市長になられた今のお仕事のことなどをお話してくださいました。
たまたま友人に政治関係の方がいたことから、本当に社会を変えることができるのは「政治」であるとのことから、政治の世界への転身を決意され、何度も選挙を経験しながらも、今はご自身の生まれ育った地元の市長になられました。市長として行っている行政の仕事についてお話をしてくれました。

お二人のお話は、政治家という遠い存在の方の話ではなく、同じ女性としての迷いや葛藤を身近に感じられ、とても勇気付けられるお話でした。

その後は、フリートークで１５分のブレイクアウトルームを３回、組み合わせはZＯＯＭ任せにしての設定でした。
なぜかこの日、３回とも同じにグループになった方がいて、とてもご縁を感じました。

この１５分でも各グループでかなり会話が盛り上がっていることを知り、オンラインでも大丈夫！と、確かな手ごたえを感じることができました。

最後は、６人のファシリテーターがそれぞれのトークテーマを設定し、各部屋で待っていてくれました。
こちらのメンバーは、TFAをきっかけにNPOのメンバーとして参画してくれた、頼もしいコアメンバーです。