【TFA2023 final Presentation】
3月2日(土)、半年間にわたるとくしまフューチャーアカデミーの学びが、とうとうファイナルを迎えました。
様々な知識を得たり、自分を深く掘り下げたり、受講生のみなさんひとりひとりが自分や社会課題に真摯に向き合ってきました。
とくに、プレゼンテーションに臨む最後の10日間ほどは、連日の壁打ちや原稿のブラッシュアップ、またスピーチ指導など、懸命に取り組んできました。
頭を悩まし、自分自身の内面と向き合うことって本当に大変です。思いを少しずつ言語化しながら、前日の夜まで(人によっては当日の朝まで!)プレゼンの準備を重ねてきました。
受講生による、学びの成果のプレゼンテーションのテーマは「わたしの未来と地域の未来」。
今後のビジョンやアクションプランなど、学びの集大成を1人2分で発表します。
今年度のTFAの学びの紹介の後、一般参加(傍聴)の方々も見守るなか、録画での参加を含む17名がプレゼンに臨みました。
食、防災、障がい福祉、過疎地域、自己実現、ありのままで生きる、高齢福祉、傾聴、ピアサポート、教育、食×ペアレンティングサポート、住みやすい地域づくり、女性の政治参画など……
今まさに徳島が直面しているさまざまな課題を、受講生一人一人が自分ごととしてとらえて熱い思いやアクションを発表しました。
トップバッターは、卒業式を終えたばかりの高校生、萌々香さんでした。
最後の制服姿で発表してくれました。
トップバッターは、卒業式を終えたばかりの高校生、萌々香さんでした。
最後の制服姿で発表してくれました。
自身が課題感を持つに至ったきっかけ、具体的なアクションプラン、また協力を呼びかけるコールなどが思い思いに発表されました。テーマに沿った衣装や小道具を使ったりなどの工夫もあり、熱のこもったプレゼンテーションとなりました。
堂々と思いや決意を発表する受講生の姿に、会場全体が引き込まれていました。
プレゼンテーションのあとは、本事業の主催である徳島県男女参画・人権課の大西秀城課長から修了証書のお渡しがありました。そして「自分らしく生きる、行動を伴うチャレンジ精神に感銘を受けた。受講をきっかけに歩みを止めず、政策決定過程にぜひ参画を」といった講評をいただきました。
受託団体である特定非営利活動法人 GWEIの笠井誉子理事長からは、「社会や自分自身と深く向き合った貴重な時間は、これからの人生でとても役に立つ。視座を高く、視野を広く持ち、内面を深く掘り下げることがとても重要。その結果、今以上に社会の課題に気づくことが増えてしまうが、社会変革への挑戦には困難がつきものであり、障壁に直面したときには、このTFAで出会った仲間が支えになる、いつでもここへ戻ってきて欲しい」と励ましのメッセージが贈られました。
その後の交流会では、晴れ晴れとした笑顔でお互いの健闘を称えあっている皆さんの姿が印象的でした。
一般参加者との交流もあり、今後のアクションに向けてのネットワーキングができたのではないかと思います。
一般参加者との交流もあり、今後のアクションに向けてのネットワーキングができたのではないかと思います。
ファイナルプレゼンテーションをもって今年度のTFAは終了となりますが、修了生の皆さんの「ありたい未来」への歩みはここからがスタートです!
政策・方針決定過程への積極的な参画をはじめ、よりよい未来のために、一緒に学び行動していきましょう!いつまでも応援しています!