皆さん、こんばんは。
花咲かねーさん組合の笠井誉子です。
先月の28日、ちょうど女性活躍推進法案が可決され、成立したその日に、昨年より安倍総理が旗振り役として、日本政府が主催している「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム WAW!2015」が開催されました。
今回、この世界のトップリーダーが一斉に集う貴重な機会に参加させて頂き、素晴らしいお話を聞かせて頂きました。
2回目となる今年は、「WAW! for All 」をテーマに、様々の立場や世代の女性や男性が共に考え、行動することを目標に開催されました。
安倍首相のオープニングスピーチでは、「なぜ女性の活躍推進か」ではなく、「どのように実現するのか」を具体的に議論する段階に来ていると力強いお言葉で、支援策について語って頂きました。
その後、アフリカ女性で3人目のノーベル平和賞を受賞されたサーリーフ リビエラ大統領と、重工業界の女性CEOであるヒューソン ロッキード・マーケティング・コーポレーションCEOの基調講演が続きました。
そして、2部に登壇された安倍昭恵内閣総理大臣夫人、ミシェル・オバマ大統領夫人の主席補佐官、ケニア大統領夫人、アフガニスタン大統領夫人、シェリー・ブレア元首相夫人、UNESCO事務局長による「女児の教育」をテーマとするパネルディスカッションや、女性と経済についてのパネルディスカッションが続きました。
女性と経済の時に、あの!リンダ・A・ヒル ハーバードビジネススクール教授が登壇され、リーダーシップについてお話をされました!
ベストセラー作家でもあり、リーダーシップのグル!と称されるリンダ・ヒル教授の生のお話は、ガンガン響きました。
さすが!の存在感でした。
世界の人口の約半分が女性なのに、なぜ、指導的立場や意思決定の立場に女性が少ないのか、女性のエンパワーメントの「鍵」は教育にあるとのお話がありましたが、日本は世界的にも女性は高等教育を受けていながら、先進国の中でも政治家も管理職登用も最低レベルです。
女性活躍法案成立後、これからの道のりは一人一人の女性の意識にかかっているのかもしれません。
「知る」ことから始まる最初の一歩を、これからも私達は草の根運動の思いで活動を継続していくことしかできないけれど、いつかそう遠く無い未来に、時代が動いていく!そんな確信が持てた忘れられないくらい、刺激的な1日でした。