謹賀新年

新年あけまして、おめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

昨年は元号が令和に変わり、新天皇の即位で日本は世界中の注目を集めました。
古式ゆかしい宮中の行事が、Beautiful!!!
まるで平安絵巻の世界のようだとSNSでも大きな話題となりました。
令和初の国賓であるトランプ大統領夫妻をお出迎えされた際、皇后になられた雅子様は通訳無しで会話を交わされるなど、外務省でのキャリアを活かされて晴れ晴れしい笑顔は眩しいほどに輝いていました。

そんな中、日本はまたしても世界のジェンダーギャップ指数ランキングで、過去最低順位の121位へと記録更新しました。
121位、これがまだ下がるのではないかと懸念されています。
日本も女性活躍だ!一億総活躍だ!と旗を振ってはいるものの、諸外国の本気の取組みとの差が如実に表れたように感じました。

少子高齢化に伴う労働力不足の対策として、女性を単なる労働力として必要としているのか、
もしくは、女性の社会参画が社会を真に豊かにする力として求めているのか、
それをどこまで深く理解し取組みを進めているのかの違いではないでしょうか。

2020年は、庚子の年。これまでの社会の枠組みが大きく変化する年になると予想されています。
このような流れの中で、社会の中で生きる一人の大人として、自分には関係無い、わからないという無関心や無知、誰かがやってくれるだろうというような依存心では生きてはいけないようです。

私たち女性にも、これまでの当たり前を疑い、自分の意思を持ちそれを明確に示すことや他者からの批判や評価を恐れず、社会に向けてアクションを起こすことが求められています。
思いを伝えるための言語表現能力やその手段は、必要なスキルです。

人生100年時代と言われるようになって、学生時代に学んだ知識だけでは不十分!
これからの長い人生を乗りきるのは難しいと気付いた女性は、本気の学び直しを始めています。
同時に組織や社会をより良くしたいと考えるTOPやリーダーは、関わる人たちの「幸せ」について考えています。

Well being
個人またはグループの状態を指す概念で、身体的・精神的・社会的に良好な状態にあることを意味する。
「幸福」や「健康」と訳されることが多い言葉。
Well beingが高い社員や組織では、創造性が3倍、生産性も1.3倍にUPすることがすでに研究結果として発表されています。

「幸せ」とは何か。それは人ぞれぞれ違うかもしれません。
自分自身の「幸せ」とは、何なのかを知っておくことも大切なことです。
これまで何となく無意識で行ってきたことを、自覚をもって認識をする作業、これも自分自身のためです。

幸福度診断ができるサイトです。ご参考までに。
2020年はこれまで以上に、自分の「幸せ」を意識して過ごしてみてください。

自分の能力をさらに開花させたい。
誰かの役に立ちたい・社会のために働きたい。
自分の力をどのように社会で活かしていけばよいのを知りたい。
多くの女性がそんな思いを持ちながら、埋もれているのは社会の大きな損失です。

私たちは働く女性を元気するために、2020年も精一杯活動していきます。
2020年はぜひ私たちと一緒に、新たな世界にチャレンジしていきましょう。
新しい1年が、皆さまにとって素晴らしい年になりますようお祈り申し上げます。

 

お問い合わせはこちら

理事コラムカテゴリの最新記事