キックオフセミナーを開催しました
「TFAは……あなたのための「エンパワーメント・ジャーニー」です」
これは、2018年の第一期よりTFAに関わってくださっている、大崎麻子さんからのメッセージです。
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今回で三期目を迎える「とくしまフューチャーアカデミー」

本日8月30日(日)、2ndのキックオフセミナーがオンラインで開催されました。

第一部は大崎麻子さんによる「人生100年時代:あなたはどう生きていきますか?」と題された講義です。
未来を考えるための座標軸として、ZOOM IN とZOOM OUTの発想(たとえば内省と俯瞰、主観と客観、短期的と長期的、身の回りのことと世界のこと)が大切であること。
そこから、「自分の生き方、働き方、暮らし方を考えること」と、「自分が暮らす土地(徳島)の有りようを考えること」は、両輪であるということ。
そして、地元の徳島のみならず、(たとえば今回のコロナのように)世界で起こっていることは私たちの生活に影響しているということ。

これらをこれからTFAで学び、広い視野や高い視座を手に入れていって欲しいとのことでした。

第二部は、薗田綾子さんによる講義とワークショップです。

「シナリオプランニング」という手法で、今から10年後の2030年の未来をイメージしていきます。
まず、理想の社会を思い描き、バックキャスティング※で理想の社会を実現するためのアクションを考えていきます。
(※ありたい姿を描き、そこをベースとしながら近い将来に何をなすべきか考える発想法)
シナリオプランニングもバックキャスティングも初めて経験される方も多かったのではないでしょうか。
漠然としていた未来のイメージも、グループで話し合い、実際に言葉にすることでとても明確に、具体的になりました。
ワークショップ中、特に印象的だった薗田さんの言葉があります。
「不安は言葉にすると和らぐ」というものです。
不安もや恐怖も、その正体を明らかにしたり言葉にすることにより、和らいだり払拭されたりするとのこと。
今回のワークショップで、不安に対して、自分が起こせるアクションを考えることにより、
未来に対しての気持ちががらっと変わりました。
先の薗田さんの言葉を実際に体感できたような気がします。とても貴重な体験となりました。
今回はzoomを用いての講義、また、ワークショップはブレークアウトセッションという機能を用いて、オンライン上で5~6名のグループに分かれ行いました。

これまでとは違うやり方で戸惑いもありましたが、進むにつれ、実際に対面で行う場合と遜色なく、熱を帯びたワークができたのではないかと思います。

また、今回はキックオフということもあり、受講生以外にも、城北高校の生徒の皆さん、また、男性を含む徳島でご活躍されている方々や県会議員の方などにもゲストとしてご参加いただきました。
下は16歳、上は66歳の多種多様な経歴の方々が、徳島の未来について自分ごととして思いを馳せる、大変意義深い時間になったと感じています。
冒頭の大崎麻子さんのメッセージのとおり、本日が、「自己決定しながら生きる力」をつける旅の始まりです。

TFA三期生を始め関わる全ての方々が、本日のキックオフに、エンパワーメントされ、決意を新たにしたのではないでしょうか。

TFA2nd は、今回を皮切りに、受講生の最終プレゼンを含む後6回の講座を予定しています。
こちらでも、随時情報発信していきます。
受講生のみなさんはもちろん、こちらをご覧くださっている皆様も、
我が徳島のありたい未来へ向け、アクションを起こすきっかけとして参りましょう!

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