TFA2022 第2講開催
11月23日13時から、大崎麻子 さん(Gender Action Platform理事)を講師にお迎えして、
「とくしまフューチャーアカデミー2022(TFA2022)第2講」を開催しました。

大崎さんには2018年からTFAにかかわっていただいています。

進化や改善を続けながら5周年となる今回のテーマは、

「ようこそ、エンパワーメントの旅へ〜知っておきたい基礎知識〜」です。

人生100年時代、あなたはどう生きていきますか。

私たちの人生や暮らしは、生きている社会によって左右されます。また、知っているか、知らないかで、どう選択するのかが変わってきます。だから、私たちは、自分の生き方だけでなく、影響を与えている社会のありようも一緒に考える必要があります。
そして、実は、自分の生き方、働き方、暮らし方だけでなく、自分の暮らす地域のありようも両方ともに、変えられるとのこと。
①ジェンダー②エンパワーメント③ SDGs(持続可能な開発目標)の視座から、講義が進んでいきます。

「性別役割分業」が構造化され、それを前提とした社会・経済が構築されていること、自分自身が持っているアンコンシャスバイアスに気づくことができました。

グループワークでは、個人の意思決定や選択肢の幅に影響を与える「ジェンダーバイアス」にどようなものが考えられるか。家庭内、メディア、教育現場、職場や地域社会の領域で意見を出していきました。

特に、家庭や子育ての役割や、職場でのことが多く出されていたように感じました。
その後、そのバイアスを乗り越えるためのアクションを考えました。
家庭内での対話やコミュニケーション、教育が重要、有名人の発信で意識を変えていく、気にしないなど、多様なアクションが発表されました。
このワークをすることで、参加者同士でお互いのことを知ることができたと思います。誰かが話をすると、「わかる!わかる!」「私も!」ということで、話が広がり、あっという間に時間が過ぎていました。
今回、ジェンダー主流化という言葉を聞きました。
どんな政策領域にも、男性と女性がいます。人口の半分が女性です。
まずは、データをとってギャップを見て、背景を分析し、意見を集約し、プロジェクトや事業を考えていく必要があります。

TFAはエンパワーメント・ジャーニー。
今回学んだ新しい視座から、第3講、第4講、第5講、ファイナルと学びを深め、私たち自身の人生を捉え直し、暮らす徳島の「ありたい」未来を、一緒に描いていきましょう!

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