TFA2nd.2019step04開催報告

TFA2nd.2019 step04 「40代からのセカンドキャリアビジョン」を開催しました。
NPO法人徳島の働く女性を元気にする会 代表理事の笠井誉子が講師を務めました。

この講義は、大人の学び直しの必要性とキャリアビジョンの描き方、そして多様性の時代のマネージメントについての3部構成で行いました。

まず、受講生の皆様が生まれた50年前、40年前とどのように社会が変わっているのかについて、推薦図書でもあるリンダ・グラットンさんの「ワークシフト」と「ライフシフト」の中から、重要なポイントをご紹介しました。

第3講目の大崎麻子さんの講義でも、人生100年時代の生き方、技術革新のこと、益々進む環境問題や災害のこと、グローバル化について触れられていましたが、そのような時代のキャリア形成についての考え方など、「自分の生き方と選択に責任と理解を持つ」ことを確認しました。

人生の3ステージ(学生・社会人・定年後)→ マルチステージへ
ロールモデルのいない時代のマインドセット
未来に必要となる3種類の人的ネットワーク

そんな時代を生きていく中、社会人の学び直しは世界最低基準であり、学ぶ週間のない人が7割以上という残念なデータです。

 

そして、このような時代に自分らしく生きていくとは、どういうことなのか。
「誰に強制されることもなく、何の制約もない。自分の意思で自由に選択し行動できる」
コミュニケーションスタイル分析でも、このような状態で取る行動が「自分らしさ」であると定義します。

自分をとりまく環境を改めて見渡してみましょう。
仕事・お金・知識(教育)・家族・健康・社会(社交)・精神性(哲学・真理・宗教)・娯楽(趣味・旅行)・政治経済、私たちはこれらにどれだけ関わっているでしょう。
自分の興味にあること、好きなことだけで、知らないこと・興味のないことには無関心で良いのでしょうか。
自分が無関心でいる分野も、他の誰かがやってくれていることについてグループで話し合って頂きました。

社会の中で生きるとはどういうことなのか、その答えは講座の一番最後に。

 

2つ目の40代からのセカンドキャリアビジョンの描き方について、一言で申し上げると「TFA2nd.を受講した皆様はもうこれまでの自分の延長線上にある未来には行けません。」
なぜなら、望む未来が逆算でやってくるからです♪

そのポイントは、「イマジネーショントレーニング」です。
想像力と創造力、これは無敵のスキルです。

日本では、地位の低い「妄想」しかし、この妄想を単なる絵空事の戯言にとどめず、ポジティブに転換することで、未来を創造する最強スキルになるのです。

世界のはエリートはなぜ妄想を大切にするのか  ぜひ、こちらもご覧下さい。

人間だけが持つ想像力という力を、ぜひご自分の未来のために活かしていくために一日2分のトレーニングを続けてください。

3つ目の多様性の時代のマネージメントについては、これから社会の中で活動していくためにも、「5人の変態をみつけよう!」とキックオフのアフターイベントでお話をしました。
そして、一人でやるよりもみんなで喜びも苦しみも分かち合える、そんなチームや組織作ること、その中でのリーダーシップやマネージメントとはどういうものかについてお話しました。
時代の変化とともに求められるものが変わってくることを、社会背景の変化を見て頂くとより納得されると思います。

正解のない時代の難しさと楽しさ。いくつもの選択肢の中から自分や組織にとっての「最適解」を求め続けていく力が問われてくるのだと思います。

講座のまとめは、アドラー心理学の「共同体感覚」についてです。
まだ、自分が何をしたいのかはっきりとしない方もいると思います。
ぜひ、この「共同体感覚」について、じっくりと味わいながら、未来への思いを馳せてみてください。
皆様、お疲れ様でした。

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