TFA2nd.STEP03 「女性が生み出すソーシャルインパクト」

TFA2nd.2019の第3回目の講義は、2019年10月14日(月・祝)
大崎麻子さんによる「女性が生み出すソーシャルインパクト」についてです。

大崎さんは、昨年のTFA2018のキックオフセミナーで、
「人生100年時代を豊か幸せに生きるチカラ」について、御講演頂きました。

このセミナーに申込みが殺到し定員140名のところ、160名を超える申込みがありました。
女性だけでなく男性にとっても「人生100年時代」というキーワードが響き、熱気に溢れる会場でした。

この時の90分があまりにも短く感じられて、もっとガッツリとお話が聞きたい!と今年は3時間みっちりとお時間をとって御講義頂くこととなりました。

大崎麻子さんのPROFILEは、こちらです。

元国連開発計画職員として様々な国の支援に関わった経験や、日本のジェンダー専門家として世界から見た日本の状況など、大崎さんにしか語って頂くことのできないお話が満載の3時間です。

やれ女性活躍だの、女性管理職30%、女性の政治参画を!と言っても、そもそもの土壌ができていない日本で、どのように女性は活躍すれば良いのでしょうか。

初めて大崎さんの途上国での支援についてお聞きした時、それはまるで日本の地方と同じだと感じました。

途上国で子ども達を学校へ通わせるには、まず親に学校とは何をする場所なのか教えなければいけない。
なぜなら、親は学校へ行ったことがなく、学校を知らないから。
往復何時間もかけて水をくみに行ったり、薪を集めなければ生活できない状況にいる彼らには、必要にないものにかける時間や労力はないからです。

女性のエンパワーメントやジェンダーギャップ解消が、今何故この世界に必要なのか。
その本質を理解しない限り、カタチだけの「女性活躍」は続き、体裁だけ整えた地方自治体や企業は、後数年もすればその結果は明らかになりそうです。

今回の大崎さんに講座では、その基本となるジェンダーギャップについての話と、女性の生み出すソーシャルインパクトについて学びます。

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