TFA第５講開催報告 │ とくしまフューチャーアカデミー

【TFA2021第5講開催報告】

2月5日(土)

講師に三浦まり先生をお迎えし、「社会と政治」をテーマに第5講を開催しました。

日本はジェンダーギャップ指数の中で女性の政治参画が特に低い国です。

…

145位ブルキナファソ

146位バハマ

147位日本　←

148位カタール

149位ナイジェリア

…

(※ジェンダーギャップランキング2021より抜粋)

先進国最下位どころか、下から数えて10番目。

そもそも低い日本の総合順位を引き下げている要因の一つとなっています。

しかし、私たち日本の女性が「政治参画」という言葉を聞いて何を想像するでしょうか？

真っ先に浮かぶのは選挙に立候補して議員を目指すこと、議員になること…というイメージで「私には無理」と思っていませんか？

まずはその「政治」という言葉のイメージを正しく捉え直す必要があります。

講義の中での三浦先生のお言葉をお借りすると…

政治とは？

・自分の困りごとを社会の困りごとと捉えて、みんなで解決する

・みんなで解決しないと自分の困りごとは自己責任となりしんどい

・自分と同じように思っている人は実は多い

・ならば一人で抱え込むよりみんなで解決した方が早いし、楽しい

・声を可視化して届けるなどの活動全般

いかがでしょう？

少しイメージに変化があったでしょうか？

世界的な新型コロナウイルスの感染拡大は国や地域を問わず格差や差別、貧困を顕在化、そして悪化させています。

そしてこんな状況だからこそ「自分の困りごと」＝「社会の困りごと」と捉えて、まずは個人レベルからアクションを起こす必要があります。

TFAの受講生の皆さんは、第2講、第3講で学んだトピックから自分が取り組むべき課題を見つけ、第4講でStory of Selfを学び、今日の第5講の後半では最終プレゼンに向けたスピーチトレーニングを行いました。最終プレゼンの前段階となるスピーチのテーマは「自分の地域や職場の未来に向けてのアクション」。

ご自分の価値観や経験を元にそれぞれの思い(想い)を1分間にぎゅっと詰め込んだスピーチはどれも熱量が高く、個別に三浦先生のフィードバックを受けたことで今後さらにブラッシュアップが期待されます。

いよいよTFA2021も佳境を迎えます。