三好未来会議開催報告

三好未来会議開催報告
2024年8月25日(日)13時半より、池田総合体育館において、三好未来会議を開催致しました。
最初に、コミュニティ財団とはどんな仕組みか、これからどんな財団を立ち上げようとしているかを説明し、解決したい地域課題についてワークショップを行いました。
今回は、県西部で地域課題解決に取り組まれている方々やお住まいの方々にご参加いただいたので、にし阿波地域を対象にワークショップを進めました。
それぞれに「いちばんなんとかしたい にし阿波の地域課題」を書いた紙を持って、似たテーマの人とグループを作ってから話しあいを始めました。
グループは、「後継者不足」「情報格差」「人口減少」「子ども・遊び・運動」「活躍できる場が少ない」の5つになりました。
課題には、「若者が流出してしまう」「本当に困っている人の声が届いていない」「価値観の共有ができていない」「子どもだけで行動できるエリアが少ない」「ボランティアでは続かない」といった声があがり、少子高齢化や交通機関の不便さといった、にし阿波地域の特徴を反映した課題が多く挙がりました。
解決に向けては、「良さを残したまま時代に合った形で後につなげていく」「情報のつなぎ役が必要」「ネガティブな話になることもポジティブに捉える」「交通を豊かにすることで動ける範囲を広げる」「人材育成としての複業」といったアイデアが出てきました。
情報をつなぐ、地域をつなぐ、世代をつなぐ、ビジネスにつなぐのように、「つなぐ」がキーワードとして何度も出てきました。
コミュニティ財団に対して期待することには、行政でも企業でもない「コミュニティ財団」ならではの支援や役割を担ってほしいという声がありました。
県内各地で未来会議や座談会を開催した結果、それぞれの地域特性から生まれてきた課題があり、徳島県と一括りにするのではなく、地域やテーマに合った支援策を提供していくことが大切だと感じました。
地域のみなさんと共につくり育てていく「コミュニティ財団」だからこそ手が届く支援メニューを、模索していきたいと思います。

お問い合わせはこちら

コミュニティ財団設立プロジェクトカテゴリの最新記事