徳島県中小企業団体中央会青年部 岡田会長より

徳島県中小企業団体中央会青年部 岡田会長より

皆さん、こんにちは。花咲かねーさん組合の笠井誉子です。

徳島の働く女性を元気にする会 花咲かねーさん組合を応援して下さる皆様からの、
心強く温かなメッセージを順次ご紹介させて頂いております。

今回は、徳島県中小企業団体中央会(以下中央会)青年部で、2014年度初めての女性会長となられた、
こちらの岡田真由美さんです。

岡田さんは、鴨島電気工業組合青年部の会長も兼任されていますが、
電気工業の業界においても女性の存在は珍しいそうで、
これまで女性一人で頑張って来られたかなりの強者です(笑)

一人っ子で育った岡田さんは、小さい頃からペンチとドライバーがおもちゃで、
大学進学は好きな音楽を専攻するものの、夏休みは家業の電気の仕事を手伝っていたそうです。

27歳の時に、家業を手伝いはじめ、誰も教えてくれない仕事のノウハウを、
「側について見て学ぶ」という昔ながらの職人気質の教えで覚えていったそうです。

地元鴨島で、電気工業組合の青年部に入り、一人一人と関わりながら、
仲間として、自分を理解してくれる人が増えていき、徐々に活躍の幅を広がり、
明るくオープンな性格と面倒見の良い人柄で、現在に至っているとお見受けしました。
ご自身の経験を振り返り、今の女性活躍の流れについて、
男性と対等な知識やスキルを身に付けることは、必須だと仰っいます。

職人の世界では、そもそも男性優位で女性の評価が低く、
同じことをしても、なかなか認められない。
同じ事ができるまでの努力や根性、その上で人としての基盤を作り、
女性が男性の世界を生きていくための、身のこなし方を見に付けなければいけないと。
そんな環境の中で、これまで続けて来られた秘訣は何なのか?
それは、やっぱり仕事の成果=やりがいであったそうです。
「電気が繋がったら、楽しいんよ!」
自分が配線をした作業の結果として、電気が繋がるという成果を喜びとして感じられたこと、
まわりがどうであろうと、自分の仕事は自分に必ず結果を見せてくれる!
それが支えであったと。

また、時には自ら「挑戦」することを選び、内線工事の技能オリンピックにも出場し、
結果を残すことで周りに認められ、これが大きな転機になったそうです。

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岡田さんが、人生において大切にしていること、それは「三感」
感謝・感動・感激、これを人との付き合いに置いて、いつも心に留めているそうです。

「お人良しで、世話好きで、断れんのよ!」と素敵な笑顔を見えて頂きましたが、
それこそが、岡田さんの最大の魅力で、人が集まってくる所以なのだと感じます。

他の県では、女性の電気業者というのも、稀にあるそうですが、
徳島県内では、今のところ無し!
自分の存在が次世代へ繋がったいく足がかりになってほしい。
「業界への挑戦よ!」という言葉にパイオニアとしての誇りを感じます。

本来、仕事においては女性も男性も、性差など関係無く、
お互いを補うように、信頼し一緒になってすることが重要である。

また、女性については、一番に自分自身がしっかり勉強して、知識やスキルを身につけること。
一生懸命頑張っていれば、チャンスは必ず巡ってくる!
女性は子育て中も勉強、すべてが学びの機会と捉え、自分を作っていくことが大切。

と、熱いメッセージをたくさん頂きました。

最後には、こんな素敵なサービスショットも頂きまして、笑いの絶えないとても楽しいインタビューでした。

岡田真由美さん、ありがとうございました。
素敵な先輩女性の存在が、働く女性みんなの励みになります!
これからも、どうぞよろしくお願い致します。

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